最近は鬱も多少良くなってきて、じゃあ社会復帰に向けてリハビリ始めようか、って所まで来ました。ここまで長かった…
で、リハビリ施設の見学に行ってきたんですが、リハビリのプログラムの合間合間にある程度空き時間があるんですね。で、聞いてみたら空いてる時間は自由に使っていいし、PCを持ち込むのもOKだそうで。それで思いついたのがリハビリがてらLinuxの勉強してみようかと。
ただ持ち歩けるLinux環境がないので、中古PC買って仮想OS立てるかLinux専用マシンにするか、と考えていた時に思いついたのが「Chromebook Flip(以下Flip)」でどうにかならないか、ってことでした。
取りうる手として、
- 家にVPN接続してLinuxマシンにつなぐ
- FlipにLinuxをインストールする
- Chromeリモートデスクトップで自宅のWindowsPCにつなぎ、Windows上で仮想OSのLinuxを起動する
の三つを考えたんですが、
- 1.の場合現在利用している光ルータ(RV-440MI)がVPNサーバの機能を持っていることから簡単に始められそうなこと
- 2.の場合Linux環境を持ち歩けるのはいいんですが、Flipのストレージ容量が16GBと少ないところに共存させることと、リハビリに通いはじめる日取りが近いためにインストールの試行錯誤に時間がかけられなさそうなことが不安だったこと
- 3.の場合設定は簡単なんですがFlipの画面解像度が低いことと、自宅内での利用でももっさりしていたので外出先での使用に耐えられないかなと思われたこと
から1.を選択することに。
VPNの設定については以下サイトを参照しながらルータでVPNサーバを起動して、ユーザやらパスワードやらを決めてルータとFlipに設定入れて、と調べるの含めて小一時間くらいなものでしたかね。
・ルータ(RV-440MI)のVPNサーバの設定
・グローバルIPが変わったときの通知設定
・ルータが使うメールサーバ
・ChromeOSのVPN設定
そうそう、VPNの設定について一つメモ。VPNのプロバイダの設定は「L2TP/IPSec 事前共有鍵」を選択していますが、この場合ID/パスワードとは別にVPNサーバの共有鍵の情報も必要です。で、VPNの設定を保存する時に「ID/パスワードを保存する」にチェックを入れておかないと事前共有鍵の情報が保存されませんでした。
さて、ここまで環境作って試してみたら…非常にあっさりと繋がりました、ええ。外出時はIIJ mioの回線を使ってるんですが、目論見通り自宅のLinuxマシンにもログインできてます。意外だったのが艦これも画面切り替えが時々遅いかな?という感じでかなり快適に使えること。こりゃいいや、外出先から繋ぎっぱなしにして作業できそうです。