買っちゃった。
iPhoneを買い換えるとそれに関連するなにかを毎回買ってるような気がします。前回ならこれ。iPhone14を買った勢いでDAC(Fiio KA1 Lightningモデル)を買っちゃったんですが、今回もFiioです。エントリーモデルとされるFD11。
USB Type-Cに直結できる耳掛けタイプのイヤホンが欲しかったんですよ。でもなかなかないなーと思ってた時にこんな記事見つけまして。
Type-Cに直結できるケーブルに変えられるし耳掛けタイプだし、そしてエントリーモデルだから比較的安い。調べてみたらイヤホン本体が¥6,600くらいから手に入るんですね。で、ケーブルが¥2,000弱。これはいいんじゃあるまいか、ということで飛びついてみました。
3.5mmをKA1経由で使った感じですが、最初は音が薄い?でした。ミリシタのU・N・M・E・I ライブ(MR remix)イントロのサンプリングやStar Impressionのイントロの楽器の音でそう感じました。ボーカルもなんか平板な感じがして物足りない。なんでだ、と思って色々触ってみたところ装着の問題でした。手で押し付けるとしばらくの間は低音が聞こえていい感じになるんですけど、ずれてくると低音が逃げて音が薄くなってくる、ってことのようです。じゃあまずはイヤーピース変えてみようか、と付属のLサイズのイヤーピースに変えてみました。お、Mサイズだと逃げていた低音が聞こえてきます。でも右側はいいけど今度は左が浮く感じするな、ってことで左だけMサイズに戻しました。浮く感じは低減されたし当面はこれで行ってみよう。
この状態で聞くようになってからは結構いい感じです。低音出てるし、女性ボーカルもの聞いてるとボーカルが前に来て気持ちよく聞けます。
そしてUSB Type-Cに直結できるケーブル、LS-TC1。すげー便利です。何も考えずにType-Cポートに挿すだけ。マイクもついてるから電話かかってきても安心。欲を言えばボリューム調整できたらもっと良かったけど。
音も3.5mmに比べると明瞭感があって好きです。
当然ですが、KA1やKA2と違って本体がブラブラしないので取り回しもいいです。タッチノイズも気にならないレベル。
ただ、材質的にはかなり安っぽく見えます。まあ実際安いんだけど。値段なりなのはわかるんですけど、もうちょっと高くても良いから見た目にも気遣って欲しかった。
ずれるのは本体が金属筐体で重いことかな、と思ってたんですが、ステムが長いせいもあるんじゃないかと今は思ってます。普通に耳に入れただけで奥に当たるんですよね。その状態で動いたりすると押し出されてきちゃうんじゃないかと。SE215とかRS ONEとかだと当たる手前で収まって安定するんですけど。
そうそう、金属筐体のイヤホンて初めてなんですけど、やっぱりヒンヤリしてますね。冬場の使い始めは辛いかも?あと、半日くらい使いっぱなしにしたことあったんですけど、外したときの開放感がすごかったです。使ってる時は平気だったんですが、耳の穴の下側がじんわり痛い。これも物理的に重い影響ですね。
Type-C直結ってこんな使いやすいんだ(Type-C専用ではないけど)、ということに気づかせてくれた非常に便利な一本でした。TWSを補助する立ち位置でこき使っていこうと思います。