最近読みたかった同人誌がboothで販売されていることに気づいて、一気買いしました。
PDFファイルをPCに落として読む分にはAcrobatReaderで足りるんですが、せっかくだからiPadなりで持ち出して外でも読みたい、と思うわけです。ですが普段iPadでPDFを読むことがなかったので環境どうしようっかな、ということでちょっと試してみました。
結果から言うと紀伊國屋書店のKinoppyを利用することにしました。
<理由>
理由は
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元から使っている(新しいアプリの選択や使い方で悩むより早く読みたい)
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PDFファイルの読み込みに対応している
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読書の進捗状況を複数台の間で同期できるので便利
という辺りですね。特に3.の機能はKindleより前に実装されたんじゃなかったかな、便利に使ってます。
とは言え、取り込みはKinoppyの標準機能だけではできなかったので、そのあたりをメモ。
<Kinoppyに登録する流れ>
大まかな流れとしては
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OneDriveで同期しているPCのフォルダにPDFを格納する
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OneDriveから端末にダウンロードする
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端末のOneDriveからKinoppyに登録する
という感じです。
今回はOneDriveを利用していますが、実はここでDropboxを利用すればKinoppyの標準機能だけでPDFを登録することができます。でもせっかくOneDriveにPCのデータが同期されてるのにわざわざDropboxに分散するのが管理上めんどくさかったんですよね。なのでDropboxは利用しない方向で考えてます。
1.についてはまあそのままですね。OneDriveに同期できるPC上のフォルダにPDFを格納します。
<登録>
例として6巻を登録します。
[iOS/iPad OS]
2-1.登録したい端末でOneDriveの該当のフォルダを開く
2-2.各ファイルのメニューから「オフラインで利用可能にします」を選択してダウンロード
3-1.各ファイルのメニューから「別のアプリで開く」を選択
3-2.表示されたアプリの一覧からKinoppyを選択(表示されないなら「その他」から選択)
3-3.KinoppyにPDFが登録されたことを確認
<Android>
2-1.登録したい端末でOneDriveの該当のフォルダを開く
2-2.各ファイルのメニューから「保存」を選択してダウンロード
3-1.Kinoppyの左メニューのインポート→ローカルコンテンツで取り込むファイルを指定
3-2.KinoppyにPDFが登録されたことを確認
Androidは登録されていないPDFが自動で表示されて楽でした。
<最後に>
標準のDropboxに限らずCloudストレージからダウンロードして任意にPDFを登録できることに気づけたのはラッキーでした。
Kinoppyのサーバから配信しているわけではないので、複数台の場合は端末ごとに登録してやらないといけないのが面倒ではあります。が、先述したとおり各ファイルの読書状況を同期する機能は登録したPDFファイルでも有効なので、その時手元にある端末で続きを読み始められるのはとても便利です。良い具合なので、これからはPDF読むのにKinoppy中心で使おう。