んたのブログ

週末になると出没します。

秋の終わり、僕の記憶

テーマかっこいい。

youtu.be

イントロのピアノとベース、4小節遅れて入ってくるギターが繰り返すテーマが曲中で形を変えて何度も繰り返されます。これが実に印象的。個人的にはこのテーマの繰り返し聴いてるだけでトリップしそうです。気持ちいい。  

音の作り方はいかにもアンティーカで、重苦しいギター✕2とベース、ドラムに今回はピアノとバイオリンが重なったもの。テーマを奏でるリズムギターがかっこよくてお気に入り。

You and I
交わらぬまま片割れのまま
生き抜けばよかったのか

とか

街ゆく馬車へと傅く僕の前
車窓から憂いの目
君は通り過ぎる

なんて歌詞から考えるに身分差のある恋を歌った曲でしょうか。

でも分かっていた未来の扉
決して開かないことを ah

とか

世界は理不尽で塗れ
今日も回り続ける
例えば輝きが尽きてゆく瞬間を選べないように

というからには身分差を埋めることができない悲恋なのでしょう。それでも

これを恋と呼ぶのならばなんて
幸せで眩しい…想いだ

と言い切ってみせるのは強がりなのか本心なのか諦めなのか。それを知るのは当人たちだけでしょうか。曲の雰囲気からすると破滅的な最後を迎えそうですが。


今年のアンティーカは2曲とも大当たりでした。しばらくはヘビーローテーションしそう。