曲の出だし、フィルムの回る音ですかね、で何々?と引き込まれ、次にリズムがスイングじゃん!というところでガッチリ心掴まれて、でもよく聴くと音の作り方はアンティーカらしく重っ苦しいベースとギターとドラムで構成されてるんですよね。そこにバンジョーやバイオリンやピアノが入って軽妙な感じを付け加えてきます。うん、もうこれだけで好き。
歌詞に目を転じると
配管が空へ羽を伸ばしてる
とか
蒸気の摩天楼 舞台にして
とか
永久機関を奏でて 朽ち果てたい
とか
蒸気の摩天楼 まさに文明開花して
とか、スチームパンクを連想させるような箇所が出てきますね。この辺りもこの曲の雰囲気に合ってるな、と思います。
2:50あたりからの間奏でのギターソロ&ピアノソロ、そしてソロ終わりにギターとピアノがユニゾンしてサビに突入するところも好きです。
そして曲の最後フィルムの回るような音で締めるあたり、これも永久機関のイメージなんでしょうか。
視聴なしに買ったのでちょっとドキドキでしたが、蓋を開けてみれば大当たりでした。嬉しい。