んたのブログ

週末になると出没します。

アンドロイド端末への音楽データ転送についてあれこれ

起動しなくなったのが去年の8月くらいだったから、かれこれ半年ちょっとぶりに自宅デスクトップPCを修理(という名の部品総とっかえ)しました。前PCの故障原因は多分ビデオカードの故障だったと思うんですが(通電してCPUファンは回るけどなにも画面に出力されない)5年くらいかな?使ってのたので久しぶりにPC組みました。
やー、当たり前だけどなんでもできるWindowsPCって便利ですね。CPUはAMDのFX8320Eという8core、メモリは16GB、システム領域に使っているSSD(120GB)とデータ格納用のHDD(2TB)と電源は流用しつつ、そこそこ余裕のあるスペックになった筈なのでまた何年かはこのまま使えそう。後はSSDをそのうち交換したいかな。今120GBなので、倍くらいにすると心に余裕できますし。
 
とは言え、日常生活は引き続きChromeOSで済ませる予定なんですが、以前のエントリでちょっと触れた通りCDからのリッピングやら転送やらはChromeOSでは対応できないんですよね。なのでPCを復活させたついでにその辺りどうにかしちゃおう、と。
今回やりたいこととしては、「Nexus6pにプレイリストと、プレイリストに登録した曲を転送」すること、です(ネタにはしてませんでしたが、復活しかかるちょっと前にGoogleが販売しているsimロックフリー版を手に入れてました)。
 
これ、iTunesで管理しているiOS端末なら、PC上のiTunesにケーブルなり無線LANなりで接続して、iTunesで送り込みたいプレイリストを同期の対象に指定すれば、プレイリストとプレイリストに登録されている曲が転送できますが、アンドロイドってその仕組がない。
これまではmusic beeってソフトを使ってPCに接続したアンドロイド端末なりmicroSDカードなりにプレイリストと曲を転送して聞く、って使い方をしていたんですが、今回のNexus6pはmicroSDカードも使えない、と。
一応USBケーブルでPCに直接繋いでみたんですが、music beeからはNexus6pが見えませんでした。WindowsExplorerからは見えるから音楽データだけは送り込めますが、それではプレイリストが転送できない。
Windows標準のMediaPlayerだとNexus6pを認識するし音楽データもプレイリストも転送できているように見えるんですが、実際に転送してみるとプレイリストの中身が消えているものがあって、転送できてない音楽データもあるんじゃないかとチェックしないといけないかも、と考えるとげっそりする。
 
じゃあどうしようってことで、ちょっと調べてみた感じ
 
1) iSyncr ってアプリを利用してiTunesに登録しているデータをアンドロイド端末に転送する
2) 音楽データだけUSBケーブル経由でアンドロイド端末に転送する
 
って内容が多かったです。”Nexus6p(or Android) プレイリスト 転送”でググった結果の先頭数ページでは大体この2パターンでしたね。でも1)の場合だとiTunesのバージョンが変わったときに対応するんだろうかという不安があること、2)の場合プレイリストが転送できない(ってことは転送先の端末上でちまちまプレイリストを作らないといけない)ってことで却下。
 
で、他にはないものか、ともう少し調べてみたらあと2つ見つけました。
 
3)iCloud経由でプレイリストと音楽データを転送する
以下のページで説明されていますが、
 
 
これはアンドロイド端末向けapple musicを導入すると、iTunesからiCloudを経由してアンドロイド端末と同期ができる、という方法です。これだと純正アプリで済むからいいかな、と思って調べてみたんですが、アンドロイド端末向けapple musicって無料提供はないんですね…いくら音楽が聴き放題になるって言っても一ヶ月980円払って、元が取れるほど使うとは思えなかったのでこれも却下。
 
で、最後の一つが
 
4)音楽データをPCからGoogle Playミュージックにアップロードして、各端末上にダウンロードする
 
こちらのページで説明されていますが、やり方としては
 
Google Playミュージックマネージャというアプリを利用してPC上のiTunesの音楽データやプレイリストをGoogle Playミュージックのサーバにアップロード
・利用するアンドロイド端末からGoogle Playミュージックに登録した音楽データやプレイリストをダウンロード
 
です。
プレイリストはデータアップロード後にGoogle Playミュージックの管理画面上で作成することもできます。プレイリストと音楽データの登録情報は各端末のGooglePlayアプリで共有され、アンドロイド端末側で聞きたいプレイリストや曲を指定することで、アンドロイド端末にダウンロードしてくれます。
 
今回は結局4)の方法で管理する方向で決定。具体的にはこんな感じです。
 
4-1)PC上のiTunesに音楽データとプレイリストを登録
4-2)Google Playミュージックのマネージャアプリ を利用してiTunesのデータが更新されると自動でGoogle Playミュージックにアップロードするよう指定
4-3)アンドロイド端末からGoogle Musicアプリを利用してプレイリストなりアルバムなりを指定して端末側にダウンロード
 
以降新しい曲を登録する場合はGoogle Playミュージックの管理画面でプレイリストを更新すると、プレイリストを共有している端末側も自動でプレイリストと音楽データをダウンロードして最新の状態に更新されるようになります。
 
と、ここまで調べて環境作るのに大体半日。それからデータ(約1,700曲)をアップロードし、プレイリストを作って、寝る前にNexus6pでダウンロードして、と(ご飯食べたり寝たりと、それだけしていた訳ではないとはいえ)ほぼ一日がかりでした。久々にPCいじくり回して楽しかったですが、なんで目の前にあるPCからプレイリストを転送するだけでこんなことになるんでしょうねえ。
 
あ、もしかして音楽データはケーブルで直接転送、プレイリストはGoogle Playミュージック経由で転送することもできるのかな。できるならPC→端末感の音楽データの転送は早く済む筈。そのうちCD買ったら試してみよう。でも曲数少なければそこまで負担に感じない予感。
 
まあクラウドストレージに登録しておけばデータが消えることないし、PCがなくてもクラウドストレージ上のデータをスマホにダウンロードできるし、アクセスできるいろんな機器から使えて便利だよ、というGoogleの思想はわかるし好きなんですけども。でも音楽やら動画やらのサイズが大きくなりがちなデータについてはローカルの機器間でやり取りできる仕組み””ほしいなあ、と思った次第でした。実際30GB程度のデータ量はありましたし。
とりあえず今後はiOS/アンドロイドに関わらず音楽の転送環境については大丈夫だろう、って目処がたったことが救いですハイ。