んたのブログ

週末になると出没します。

Droidianを触ってみて

DroidianをPixel3aにインストールして触ってみた感想なぞ。
 
<いいところ>
  • コマンドが使える
ほとんどこれに尽きる気がします。コマンドが使えるってことはaptだって使えちゃうわけです。パスワード変更もコマンドからpasswdでできちゃうんです。sshで他のLinuxマシンにログインすることもできちゃいます。手の中のスマホでですよ?これは楽しい。
ちょっとUbuntu Touch使ったことありますが、あちらはブラウザがメジャーなやつじゃありませんでした。それで困るわけでもないんですが、見慣れてるFirefoxが選択できるというのは気分的に安心できます。Firefoxアカウントの同期もOKでした。
  • 日本語で一通り表示される
設定画面は日本語に翻訳されていてわかりやすいです。
<イマイチなところ>
  • 日本語が入力できない
日本語入力起動の仕方がわかってないだけなのかなあ。日本語入力ができないのでFirefoxがあっても検索しにくくて。
入力メソッドって設定が起動しないのは何が悪いのか。
フリック入力を選択できないのもイマイチ。画面が狭いところにqwertyだとキートップが狭くなるんだから、キートップを広くできるフリック入力も選択できてほしかったところ。まあ日本ほどフリック入力が浸透してる国は珍しいって話は聞いたことありますが。
  • 反応が鈍い
ハードウェアが古いゆえの反応の鈍さなのかな。ロック解除を呼び出すことができなかったり(時間を置くとできる)、設定画面でOKしてもなかなか戻らなかったり。ちょっとストレスです。
  • 各種サービスのアカウントにログインできない
GoogleMicrosoftのアカウントに接続する画面はあるんですが、メールアドレスを入力する項目にフォーカスしても文字が入力できません。
  • 画面が狭い
物理的なキーボードの狭さもそうですし、設定画面で横幅も縦幅も足りなくてYes/Noのボタンが表示されない、なんてこともあります。Firefoxの言語追加も縦が足りないのかな、プルダウンメニューが表示できません。この辺は画面の狭さを考慮してないのか修正が追いついていないのか。
  • 4Gにつながらない
IIJmioのSIMを挿してAPNの設定をしてみましたが、通信はできませんでした。再起動してみても状況は変わらず。残念。
  • カメラが使えない
使わないけれど、使えないのは気分的に不便です。
 
つらつらと書いてみましたが、やっぱり手の中でLinuxが動く、というのはロマンですね。バッテリーがヘタってるのであまり長時間遊べないのが残念ですが、家庭内サーバをちょっとメンテするくらいだとこれでもできるかも。Ubuntu Touchに入れ替えるか、ちょっと迷っちゃいます。